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経口避妊薬の服用でマイナートラブル

経口避妊薬は、卵胞ホルモンと黄体ホルモンそれぞれと同じはたらきをもつ合成物質を配合して、女性かみずから避妊できるように工夫された内服タイプの医薬品です。
基本的には月経がはじまった日から飲み続けることで効果が発揮されるようになっており、指示のとおりに継続的に毎日時間を決めて飲み続けるということが大切になります。
この経口避妊薬を服用することによって、病気とはいえないものの、不快な症状をともなう副作用がみられることがあり、これをマイナートラブルと呼んでいます。
マイナートラブルの原因としては、経口避妊薬の服用により、体内でのホルモンバランスが変化することが挙げられますが、これは服用をはじめてから体が慣れるまでの数日から数週間程度の間に起きることが多いとされています。
主なマイナートラブルとしては、軽い吐き気(悪心)や嘔吐、頭痛、下腹部痛、胸の張り、全身のだるさ、不正出血などがあり、これらは体質によってどの程度感じるかに違いがありますので、一概にはいえません。
通常、経口避妊薬の1つのシートは28日分の錠剤が封入されていますが、この1シートを使い切るくらいまでには自然と解消していることも多いものです。
ただし、こうした症状が長引くようであれば、その経口避妊薬が体質に合わなかったということも考えられますので、医師の診察を受けた上で別の銘柄の経口避妊薬を処方してもらうか、または一時的に経口避妊薬の使用を中止するなどして様子をみます。
なお、突発的で激しい頭痛や胸の痛みを覚えたり、意識がもうろうとしたりする症状については、いわゆるマイナートラブルではなく、経口避妊薬の副作用としての血栓症が疑われますので、ただちに医師の診断を受けることが必要となります。